3歳の娘・花(はな)と一緒に過ごす週末。最近はお気に入りの絵本を毎晩読んでいますが、いつも途中で「もっと面白いのないの?」と言われてました。
子どもの想像力を刺激しながら、親子で一緒に楽しめる絵本はないだろうか…。そんな時に出会ったのが「仕掛け絵本」でした。
初めてページを開いた瞬間、花の瞳が大きく輝きました。カラフルな動物たちが飛び出してきたり、触れると音が鳴るページに大興奮。
「もう一回読んで!」とせがまれるたびに、「これが親子の幸せな時間なんだ」と心から感じたのです。
この記事では、仕掛け絵本の魅力とその選び方のポイントについて深掘りしていきます。
仕掛け絵本の魅力:なぜ子どもたちは夢中になるのか?
ページを開くたびに、飛び出す動物や動き出す仕掛け。子どもたちはまるで物語の世界に飛び込んだかのような表情を見せてくれます。
普通の絵本では味わえないこの特別な体験には、どんな秘密が隠されているのでしょうか?
仕掛け絵本がなぜ子どもたちを夢中にさせ、親子の時間をもっと楽しいものにするのか、その魅力を深掘りしてみましょう。
驚きと発見が詰まった「仕掛け」
仕掛け絵本とは、通常の絵本に立体や動く仕掛け、音などの要素が加わったものです。
このユニークな工夫が子どもたちの好奇心を引き出します。
たとえば、ページを開くと動物たちが飛び出してくる仕掛けは、まるで魔法のよう。
触覚や視覚だけでなく、時には音や動きで五感を刺激する仕掛け絵本は、子どもたちを物語の中に引き込みます。
学びの要素も兼ね備える
さらに、仕掛け絵本は単なる遊び道具ではありません。数を数える仕掛けや形を認識する工夫が施されているものもあります。
特に幼児期は、視覚的な刺激と実際に触る体験が学びを深めるため、教育的な面でも優れています。
仕掛け絵本の選び方:これで失敗なし!
仕掛け絵本は子どもたちに驚きや楽しさを与えてくれる一方で、「どれを選べばいいのかわからない」「買ったけどすぐ壊れてしまった」という声もよく耳にします。
せっかく購入するなら、子どもの年齢や興味にぴったりの一冊を選びたいもの。
ここでは、仕掛け絵本を選ぶ際に押さえておきたいポイントを詳しく解説します。失敗しない選び方のコツを知れば、親子で長く楽しめる最高の一冊が見つかるはずです!
年齢に合ったものを選ぶ
0歳から1歳向け
赤ちゃんには、触れるだけで楽しめる布絵本や、カラフルでシンプルな仕掛けが施されたものが最適です。
赤ちゃんが噛んだり引っ張ったりしても安心な素材で作られているものを選びましょう。
例:布絵本『にぎにぎどうぶつ』
絵本のページを押すと音が鳴る仕掛けや、触るとカシャカシャと音がする布素材が赤ちゃんを夢中にさせます。さらに、洗えるタイプもあり衛生的です。
2歳から3歳向け
この年齢では、ストーリー性が少しずつ理解できるようになります。日常の出来事や動物など、身近なテーマが描かれた仕掛け絵本がおすすめです。
例:『はらぺこあおむし ポップアップ版』
ページをめくるたびにあおむしが食べ物を食べ進む仕掛けが、子どもたちの興味を引きつけます。「次は何を食べるのかな?」と、想像力をかき立てます。
4歳から6歳向け
この頃になると、物語の展開が楽しめる本格的な仕掛け絵本が良いでしょう。
複雑なストーリーや動きのある仕掛けは、子どもの集中力と想像力をさらに育みます。
例:『不思議の国のアリス ポップアップ版』
アリスがウサギを追いかけて穴に落ちるシーンや、ティーパーティーが立体的に飛び出してくる仕掛けは、物語の世界に浸る楽しさを提供します。
耐久性と安全性を確認する
小さな子どもが扱う絵本だからこそ、耐久性と安全性は重要です。
特に仕掛け部分が壊れにくいものや、角が丸く加工されたものを選びましょう。また、小さな部品が誤飲の危険性を孕んでいないかも確認が必要です。
仕掛け絵本にはどんなデメリットがある?
仕掛け絵本は子どもたちを夢中にさせる魅力的なアイテムですが、その一方で、親として気になる点やデメリットもあります。
購入前にこれらを理解しておくことで、失敗のない選択ができます。
では、仕掛け絵本を選ぶ際に注意すべきポイントを一緒に見ていきましょう。
壊れやすさがネック
仕掛け絵本はその性質上、細かい仕掛けが破損しやすいという欠点があります。
これを避けるためには、初めての仕掛け絵本は布絵本やシンプルな仕掛けを選び、子どもに丁寧に扱うことを教えることが大切です。
高価格帯が多い
仕掛け絵本は、通常の絵本に比べて製作コストが高いため、価格が割高なことが少なくありません。
ただし、その分得られる体験価値は非常に高いと言えます。
まとめ
仕掛け絵本は、ただ読むだけの絵本ではなく、子どもの成長を支える体験そのものです。驚きと発見が詰まったページをめくるたびに、親子の絆が深まり、特別な思い出が増えていきます。
次のお休みに、本屋さんや図書館で仕掛け絵本を探してみませんか?きっとあなたの家庭にも「特別な物語の時間」が訪れることでしょう。
さあ、あなたの家族にぴったりな仕掛け絵本を見つけに行きましょう!
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